品種紹介

新鉄砲ユリ Lilium formolongo

凛花シリーズ



F1 凛花EXⅡ(ツー) 中生
(品種名:西尾EX)

早生と中生の間の作型。乾燥に強く、草姿はスマートながら硬く開花の揃いが良い。スマートな草姿のため、軽く作業性が良い。花はⅡより大きくなります。

F1 凛花EXⅢ(スリー)晩生

晩生のF1種。Ⅲより開花揃いが良く、定植期を5月上旬、中旬、下旬と変えることにより継続出荷が可能になります。

凛花極早生

ボリュームは季咲きに比べやや少なめだが、早期出荷で高単価を狙える品種です。ハウス栽培で定植後1ヵ月程度はトンネルが必要です。定植遅れは早期抽台があるため注意が必要です。電照効果あり。

凛花 Ⅰ(ワン)早生

極早生の次に開花。極早生よりボリュームがあり、出荷が集中する前の時期を狙えます。露地、ハウス両方で栽培でき、極早生より作りやすい品種です。

凛花Ⅱ(ツー)中生

凛花系ではもっともボリュームのある品種。お盆向けの品種で発芽率も良い。5/中旬苗冷蔵後の定植であれば8/下旬~9月出荷が可能で抽台率も高くなります。

凛花Ⅲ(スリー)晩生

シリーズ内で最も遅くボリュームがとれる品種です。9月彼岸まで出荷時期が延長できます。

F1 オーガスタEX(#18)
〈Augusta EX(#18)〉

オーガスタよりやや開花が早く、7月下旬から8月上旬にかけて開花。花の向きは45度前後の上向き咲きで、オーガスタに比べ多輪になりにくい草姿のスマートな品種です。

F1 ベガ
〈Vega〉

ジュリアスよりやや遅く、暖地では七夕頃からの出荷。ジュリアスより草丈がとりやすく、輪数の多い有望品種。

F1 エンドオーガスタ
〈End Augusta〉

オーガスタの兄弟品種で、採花率の高さ、草姿、花形は類似し開花時期はオーガスタより少し遅くなります。8月下旬から9月中旬の出荷が標準となる為、オーガスタと同時期に定植することで、連続して採花する事ができます。

F1 セプタ
〈Septa〉

斜め上向きで花付きの良い晩生品種です。茎は剛直で葉色はやや淡く小葉になります。9月上旬~中旬にかけて出荷最盛期となり、多輪でボリューム感の花を求める方には最適の品種です。

F1 ジュリアス
〈Julius〉

12月播種で7月中旬~下旬に収穫できる早生品種です。花はやや小ぶり、ステムはやや細めですが、しっかりと硬く、葉が小さいのでアレンジメントにも向きます。F1種のため開花や草姿の揃いが非常によく、一斉収穫できます。

さきがけ雷山セレクト NEW

さきがけ雷山の選抜タイプ。開花揃い良く7月上旬から中旬にかけての作型にお勧め。

雷山1号セレクト

雷山1号の選抜タイプで、7月中旬〜下旬で開花。2号セレクト同様に揃いの良い品種。

雷山2号セレクト
〈Raizan No.2 Selects〉

雷山2号の選抜タイプで、葉型や開花の揃いが良く、上向き性です。。

雷山3号 imp NEW

従来よりも抽台率良く、8月下旬から9月中下旬にかけて出荷最盛期となる最新の晩生種です。


その他個性派 新鉄砲ユリ

ひめ雷山 NEW
(品種名:マサカズライザン)

草丈はミニ雷山より低く、花も小さく可愛らしい草姿。用途は花壇から切花まで広く利用できる。

ミニ雷山 NEW
(中生)(品種名:ミニ雷山)

草丈は110cm位で従来の雷山シリーズに比べ葉は小葉の立葉で全体にコンパクトに出来ます。

グランデスタ(#320) NEW

季咲きでは茎太く、多輪になる為、抑制栽培のみでお勧め。6月上旬から6月中旬定植で、9月末から10月出荷狙いが可能。

 

 


●MSプラグ限定品種
エンドオーガスタ
セプタ
上記品種について、2022年~2023年販売はプラグ苗のみの取扱いとなります。

種子から咲くハイブリッドユリ

《担当者より一言》
新鉄砲ユリは露地栽培することが多く、ボトリティス病菌による葉枯病が大きな問題になります。完全な葉枯れ抵抗性品種はまだまだ育成できませんが、「F1オーガスタEX」は同じ管理で栽培した場合に他の品種と比べてはっきりと耐病性があります。
また一般地の栽培では、需要期のお盆前開花にあわせやすく、非常に使いやすい品種です。

●品種特性
品種名 早晩生 揃い 輪数 耐病性 上向き性 採花率
F1ジュリアス 早生 2~3 やや上
F1オーガスタEX 中生 3~5 やや斜
雷山2号セレクト 中生 3~6
●栽培の要点
播 種 ◎発芽適温は18~20℃で、3~4週間ほどで発芽します(25℃以上の高温では、発芽が抑制されるので、温度管理に注意します)。◎200穴か288穴のプラグトレイに市販の育苗培土を用いた育苗をお勧めします。発芽には光が必要なので、バーミキュライトなどを種子が隠れる程度に薄く覆土します。
◎本葉3~5枚頃に本圃に定植します。
定 植 ◎完熟した堆肥を10aあたり3000kgほど入れて良く耕しておき、N・P・Kを成分量で各25kgを基準として施用します。
◎定植間隔は15cm×15cmを標準とします。
病害虫防除 ◎アブラムシによる被害が大きいので生育初期より予防を心がけます。
◎露地で栽培する場合には、葉枯病などの発生を防ぐために降雨後の薬剤散布を徹底します。
作 型 一般地:11月下旬~2月播種 → 7月~9月出荷
●作型表


※1 栽培する年、地域により若干前後します。
※2 育苗温度が低い環境では、半月程早く播種する事を推奨します。
※3 露地栽培の目安です。晩霜が心配される場合は、不織布又は、トンネルを掛ける。ハウス栽培の場合では、開花は早まります。

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