土壌
◎ 有機質に富む肥沃な土壌を好み、極端な乾燥地や過湿地での栽培は避けます。
◎ 適正なpHは6.0~6.5で、元肥は窒素成分で10aあたり10~15kg程度施用します。生育中期~後期にかけて肥料の吸収が増加することから、緩効性肥料と液肥を組み合わせるのがおすすめです。
定植
◎ 完熟した堆肥を10aあたり3000kgほど入れて良く耕しておき、N・P・Kを成分量で各15kgを基準として施用します。
◎ 定植は20×20cmの5目フラワーネットを使用し、中心に灌水チューブを通し、4条植えとします。極端な深植えは株枯れの原因になるので注意します。
◎ 定植後しばらくは、根を乾燥させないように毎日灌水します。シネンシス系は茎が硬く、灌水を控える必要はありません。
温度管理
◎ 加温は、最低夜温が10℃を下回る頃から開始し、15℃を確保するように努めます。特に開花期は、花弁が白くなるといった発色不良が生じることがあるので注意します。
摘心
◎ スプレースタイルの仕立て方は、頂花と側枝の部分の見分けがつけられるようになってから行います。