クルクマ

掲載品種以外にも取扱いがございますので、ご照会下さい。タイ産。

※現地の作況により、入荷状況が変動しますので、お問合せ下さい。
※栽培環境・品種により収穫量は異なります。
※作柄により、供給出来ない事が御座います。

〈栽培ポイント〉

発芽には、気温・地温共に16℃以上確保出来る環境が必要で、温度不足では発芽不良を起こします。
用土は、保水力が強く腐食に富んだ用土に、緩効性肥料を施肥、育成中の肥料切れに注意します。
鉢物栽培の場合の鉢サイズは、5〜7寸の深鉢に2球植えてボリュームを確保します。
覆土は2〜3cm行います。

栽培の要点

定植

◎ 定植(4月末〜6月中旬) → 出荷時期(7月〜10月)
◎ 定植床に深さ15~20cmの穴を掘り、肥大根を曲げたり貯蔵根を傷つけたりしないようにして、球茎部が地表面から3~5cm下に位置するように植え付ける。
◎ 貯蔵根が2個以上着いた球根を床幅80~100cmのうねに条間30~40cm、株間30cmの2条植えにし、10a当たり5,000~5,500球定植する。条間や株間と狭くして密植すると、7~8月の栽培の前半にはよく成長して、良品質の切り花を収穫できるが、9月以降生育が緩慢になるとともに切り花品質が低下する。そして、株当たりの採花本数も少なくなる。
◎ 定植から発芽までの期間、充分かん水するとともにハウスの日中の温度は比較的高く30℃前後に保つ。また、生育期間中の乾燥をきらうため、定植後バーク堆肥などでうねをマルチするとよい。

生育中の栽培管理

◎ 本種は高温性の植物である。春~夏に暖地の露地で栽培すると、生育が緩慢で株当たりの採花本数も少ない。また、花梗の伸長が悪く低い草丈で開花し、切り花品質が低下する。そのため、ハウスに植え付けて栽培する。夏季の日中40℃前後のハウスの高温下でもよく成長し、良品質の切り花を収穫できる。
◎ 生育期間中は、適時かん水と追肥を行い、圃場が乾燥しないように管理する。

収穫

◎ ピンクの苞葉が2~3枚展開すると採花する。そのさい、花茎の基部を持ち、花梗を上方に引き抜くと、卵形の単葉が1枚ついた状態で花梗の長い切り花を収穫できる。
◎ 採花後は早期に水揚げする。採花したのちにハウスに長時間放置しておくと、その後の花持ちがきわめて悪い。夏の高温期に収穫するさいには、採花後の取扱いに特に注意する。

作型表